運営会員の土肥佳代子さんの紹介で、西荻窪の道具屋「慈光」の千原様にお会いし、いろいろ教えていただきました。
昔は家電も大きく扱っていたそうで何を聞いても経験に裏付けられた実践的答が返ってきます。ネットに情報はあふれていますが、ズバッといただいた本物のアドバイスは単なる情報ではありません。
最初はリスクについて。商売とボランティアの違いはあるが、寄贈する家電の安全性、昨今の安い家電の品質の悪さなどには注意したほうがよいこと、十分吟味して引き取らないことも大事だということでした。よいものだけを寄贈するようにすることですね。
続いて、大きな家具・家電を扱う大変さについて。いろいろ経験していくしかない...とのことでした。モノを扱ってこられた方からの一言一言はモノに拘っている私たちには貴重です。
訪問の第一の目的であったクリーニングについては、短時間でしたが、シンプルで有効なクリーニング方法、各種スプレーやツール、注意点など教えていただけました。冷蔵庫・洗濯機、ガステーブルや電子レンジ、炊飯器、掃除機、ヒーター、家具、鏡やガラスなど、それぞれに有効なポイントを教わりました。
ツールで、コンプレッサーが大変有効だとも分かったのですが、"使える"コンプレッサーは3万円ぐらいするそうで、予算の関係で今年度は買えません。3月のボランティアデーに間に合ったとしても作業の段取りをうまくしないとその1台がネックになりかねません。安い通販で売っているようなものだと複数買えますがうまくクリーニングできない可能性もあります。埃をとることは機能アップ、事故防止にも大事だからおろそかにできません。
それ以外のスプレーやツールはどれも手に入りやすくbランティアデーには必要な数だけ準備できそうです。方法や手順、スプレー・ツールの使い方、注意点の第一版をまとめます。はじめて参加するボランティアでもクリーニングができるように皆で手順や段取りを組み立てていきます。シンプルで、できる限り全員が無駄なく参加できるように。
最後に、山岸様にチラシを預かっていただき、寄贈いただける可能性がある場合はプラネットカナールに繋いでいただくことになりました。いろいろな意味で強い味方ができました。