内容と見方について

プラネットカナールPlanetCanal™の全般や個別のプロジェクトに関する最近の情報、お願いや募集、ご案内、報告などのタイムラインです。個人の方、法人・任意団体の方、配送を依頼される方、協賛いただく方、会員に所属する個人の方、ボランティアの方などの観点から整理していきます。ラベルで絞り込んでください。ブログ内検索もご活用ください。

2017年2月27日月曜日

テレビ台・フライパン・洗面器・洗濯機・棚・ベッド

東京女子大を卒業される平野様(写真右)から白いテレビ台、ほとんど使っていないフライパン・洗面器を寄贈いただきました。ありがとうございました。今日は初めて引取保管のボランティアに女性が参加、同じ東京女子大の野村さん(写真左)は、男性が入れない女子寮に入って平野様とふたりでテレビ台を運んでくれました。

続いて、以前、冷蔵庫他いろいろ寄贈いただいている武蔵野市の田村様から、新居が完成して、今度は洗濯機と棚を寄贈いただきました。ありがとうございました。ボランティアの野村さんに“キャリーラクダ”というツールを使って洗濯機を運ぶ体験をしてもらいました。「うぁー、楽だ~」とビックリ、女性二人でも一人暮らし用冷蔵庫・洗濯機だったら大丈夫です。
最後は4月まで保管頂いている独身寮からベッドを1台だけ引き取らせていただきました。野村さん大活躍の引取保管でした。

2017年2月26日日曜日

年次総会

今日はプラネットカナール年次総会、休会の1人を含め15名いる運営会員のうち、議決権行使も含め13名出席でした。冒頭、理事会も行ない児童養護施設出身者の年会費免除の会費細則改定に全員が賛成。

総会では、昨年度の振り返りと決算、今年度の計画と予算が審議され無事承認されました。報告やディスカッションに入ると、さらに活発な質問や意見が出され、3月4日東京育成園や3月12日の野の花の家の贈呈式もあまり時間がとれず分担して継続検討。。。講演会のイベントについては懇親会の場に持ち越されました。

報告ごとに議論になり全員がよく発言しましたが、一番議論になったのは、現時点での支援上限人数(結論は保管場所のキャパシティ)を踏まえた児童養護施設を跨る公平な寄贈品の分配について、少しでも多くの卒業生を支援したいという気持ちとそれを増やしてための具体策とをバランスさせながら進めていくしかありません。勿論、他地域で誰にでも始められるロールモデルをつくることが柱ですが、同じ地域でもdevils in detail。いろいろな課題がsalesforce.comの基盤によって改善していくこともわかりましたし、寄贈品カタログにもっと寄贈から贈呈までの間で関わっている人びとの写真を載せることにもなりました。

4時間があっという間、何か頼もしさを感じる時間でした。写真を撮ることを思い出して珍しく会議室で1枚。真ん中の黄色が目立ちすぎですね(笑) 懇親会は「まざあぐうす」で。リーズナブルでとても美味しいディナーでした。

2017年2月24日金曜日

洗濯機・折り畳みベッド

重度身体障害者グループホームRENGAの梶原様(写真右)から洗濯機と非常にコンパクトな折り畳みベッドを寄贈頂きました。ありがとうございました。

写真の中央はグループホームに入居されている方、笑顔がはじけていますね。



















プラネットカナール理事の伊藤さん(左)に紹介いただき、車を出していただきましたました。伊藤さんご自慢のご子息もこのホームに入居しています。

すのこ折り畳みベッド・プラスティックチェスト・カーテン・テーブル

東京女子大を卒業される鳥越様からすのこ折り畳みベッド、プラスティックチェスト、カーテン、テーブルを寄贈いただきました。ありがとうございました。学内の掲示板をご覧になったとのこと、ボランティアステーションのご支援にも感謝です。

26インチ テレビ

昨日はいつも贈呈式で利用させていただいている横河電機グラウンド遊歩道のすぐ近くでの引取り、武蔵野市の品田マルクス高志様から26インチテレビを寄贈いただきました。ありがとうございました。品田様は成蹊大学で開催されたTAMACOMという異業種交流会で鈴木理事長と会われたそうです。理事長とは同じIBMのご出身で、そして、なんと、幼稚園、吉祥寺教会でのカブスカウトの同窓生でもあるそうです。ご尽力いただき、理事長がIBM OB会BBJでの第一回社会貢献サロンの講師もさせていただきました。こうした縁で児童養護施設卒業生の巣立ち応援が支えられています。

品田様はソーシャルコネクト(株)という彼らしい名前の会社を起こし、現在、アクティブブレイン協会「二日間で記憶力を向上させるトレーニング」のマスター講師として主に活動されています。このトレーニングは生まれながらに人間が持っている能力に気づくキッカケとなるそうです。脳が活性化されれば、人生も変わることでしょう。学習力・リーダーシップも飛躍的に強くなれば、チームも組織も活性化されるでしょう。 ご関心がある方はこちらへ

2017年2月22日水曜日

配送準備 保管ヴぁ所#2

本日は贈呈品の配送準備2日目。保管場所#2は冷蔵庫、洗濯機、ベッド他が保管されています。

昨日と同様、「東京育成園」「野の花の家」専用の部屋をつくり、間違いなく手際よく搬出できるように再配置します。勿論、寄贈品の確認をしながら、電子レンジやベッドなどのクリーニングをして、卒業生イニシャルなどの寄贈先タグを貼ります。分解してあるものは全てパーツがあるかなどもチェックします。冷蔵庫はアンペアの関係で2台ずつ通電し、保冷剤が凍ったり冷えることを確認してあります。

あと問題1つだけ、飯器1台昨年寄贈したものをカタログに載せてしまい、1台は別の保管場所にあると思われます。代替品に変えてもらったり再度探す必要がありそうです。

ボランティアは初めて参加の堀内誠夫さん、昨日に引き続き、阿部さん、天野さん、それと鈴木理事長。お陰様で配送準備はほぼ完了、ありがとうございました。帰りに、吉祥寺で台湾のお茶を楽しみながら話がはずみ大変盛り上がったそうです。

配送準備 保管場所#1


3月、児童養護施設 「東京育成園」(3月4日)「野の花の家」(3月12日)の卒業生に届ける贈呈品の配送準備、まずは、家具や家電小物を中心の保管場所#1で行いました。

玄関近くの2部屋をかたずけてスペースをつくり、カタログから選んでもらった寄贈品を探し出し、奥から届け先ごとに移動します。満杯に保管されているので大変です。平行して、卒業生別希望集計表とカタログで確認しながら、未済のクリーニングや状態最終確認。そして、色分けされたテープに卒業生のイニシャルを記入して貼ります。贈り先には施設グループホームやシェアハウスもあります。最後に2トントラックに収まるかイメージしながら、運びやすくするためプラケースなどに小さいものを収納して終了。.。。。これが作業の概要です。

引き取り時は時間がなく、希望品が特定されるまで数が多すぎて、可動や状態の確認が一部しかできていません。代替品への変更やキャンセルをお願いするものが2~3あり、申し訳ないことをしました。

阿部さんにリードいただき、天野さん、中根さん、奥村さんと鈴木理事長の運営会員5人で作業、お疲れさまでした。お昼は時間がなく近くの丸亀製麺だったので、終わってから井の頭公園のカフェで少しゆっくり。。。

2017年2月19日日曜日

鈴木理事長 フィリピン最貧地区の子供達 訪問 報告(6日目ほか)


フィリピンの最貧地域には犬や猫が沢山います。お金もなくカトリックが非常に多いこともあり、避妊手術もせず増えるのでしょう。

痩せているけれど、人を恐れず穏やかに生活しています。きっといじめられたことがないのでしょう。インドでもそうでしたが、フィリピンのほうが人々が明るく、犬猫も食べられなくても地域で幸せに暮らしているように見えます。都会に近づくと、少し警戒するように...。

東京では野良犬はすぐ保健所、野良猫は常に警戒していない限り生き延びられません。ひどい目にあって懲りたか、親から警戒するように教え込まれたか。。。うちの周りには、今は、そういう人を全く信用しない猫ばかりです。

鈴木理事長 フィリピン最貧地区の子供達 訪問 報告(5日目)

昨日はルソン島のマニラから南へ約45㎞の支援地域へ。マニラのスラム住人が強制的に移住させられた地域で、突然バラックを壊されトタン板や木材と共に人もトラックに載せられ移住先へ放り出されたそうです。その後、多くの人も川沿いを占拠し最貧スラム街ができたとのこと。

この地域のセンターは修道院にあり、センター長は元sponcered child、大学を出て経験を積んで現在に至っています。(2年前東京でお会いしたことがありました。)子供達が犯罪に巻き込まれる恐れがある地域でも、sponcered childrenには目が行き届いていて守られています。高校中退した不良達にもドラッグにも巻き込まれておらず、徹底的に教え考えさせるという地道な積み重ねが大事なようです。かつて人身売買の誘いに騙されそうになり、引き戻したこともあるとか。。。これが怖いですね。

授業をしている小学校や高校に行き対面するchildのクラスにお邪魔して一緒にHAPPY Valentine!と叫んで写真撮影。大勢の子供達が声をかけてきて次から次に写真撮影。

訪問した家のすぐ近く
それから川沿い地区の家庭訪問。父親が何か麻痺になり母親が雑貨屋や出張販売をして生計をたてています。長女は大学でコンピューターを学んでいて、次女は料理、sponcered childはダンスが得意。明るい彼女が最後に支援への感謝を述べながら思わず泣いているのを見て、こちらももらい泣き。もう一軒ではその子のスポンサーしか家に入れなかったので外で待機。(今回はセンターでの子供の写真のSNS公開はNGです。) 出てきた人達が泣いたのがわかりました。

センターに戻り交流会。お祈りのダンス、独唱、コミカルなダンス。。。人前で披露することにも意味があるのでしょう。リーダーの高2男子の挨拶がしっかりしていて頼もしかったです。供の訪問はこれで終わり。今回のフィリピンは本当にPRICELESS!!

鈴木理事長 フィリピン最貧地区の子供達 訪問 報告(4日目)

ChildFund Japanの9年ぶりのスポンサーツアー4日目も温かく明るいwelcome,Thank You, smileに圧倒されました。

支援側の挨拶で「お礼を言うのはこちらのほうです。」「皆さんにgiveしているというのでなく皆さんとshareしているだけです。」と。これは、参加者の自然で正直な気持ちです。

フィリピン中部パナイ島の大きな都市イロイロから1時間の農村部での最初は子供と合わせて支援しているsponsored parentsによる生協。ここもしっかりした組織で自立支援終了時にChildFundが建てた新しい建物にあります。今はこの地域で3地区目、こうやって地域ごとに地道に貧困層の家庭コミュニティの自立する地区を増やしています。マイクロレンディングもちゃんと機能しています。

センターに移動しいろいろな方達のスピーチに続き個々のsponsored childrenと対面。写真はスペイン風のエレガントなダンスを披露してくれた子供達。

村のディスクローズ資料が沢山吊るしてあるボードの前で村長が来たので、地区の貧困層が65%、未だに無償の小学校も36%の子供達が途中で通わなくなることに、大学進学率が10%強であることなど聞けました。

学校では母親達のvalue formationの場を見学、子供にとって家庭や地域が大事なので、昨日は、夫婦間、親子間の個々の問題を出してもらい、どう向かい合い解決していくか考え発表してもらっていました。

生徒達とちょっと遊んで、3グループに別れて例によって個々の家庭を訪問。農業をしている父親が建てた竹の家に住む子供、父親が逃げて祖父母と暮らす母子家庭。貧しいけど何か暖かく、どの犬猫も痩せていますが人を全く恐れず呑気。毎回、不思議な気持ちになります。

鈴木理事長 フィリピン最貧地区の子供達 訪問 報告(3日目)

フェリーとバンカを乗り継いでギマラス島というよりマニラから約450km南の小さな島に移動。なだらかな丘陵地帯でマンゴー、ココナッツ、ライムなどの栽培と漁業が主な産業、良質な石灰岩の産地でもあるそうです。
ジープニーで学校に着くと、子供達が大歓迎してくれてびっくり!子供達による地元の歌や踊りには、スペインの香りがします。

貧困ライン(生活に必要な最低限のものを購入できる収入水準)を下回る子供の家を3軒訪問し、地域の組合へ。マイクロレンディングはじめ、いろいろな試みを行っており、お金もしっかり管理されています。日本のNPOレベルで、びっくり。

帰りは子供達の真似をしてジープニーの屋根に。見晴らしよく、風は気持ちよく、インディジョーンズのようでした。

鈴木理事長 フィリピン最貧地区の子供達 訪問 報告(2日目)

今日は最貧地域の子供と親のためのセンター、学校、修道院、それと6~7軒の家庭を訪問してきました。

農村地域は昔、共産ゲリラがいたそうですが、今は安全。トライシクルでのんきな犬をひかないようにしながら、やっとたどり着くと、暑い国ならではのバラック、壁は暑すぎるトタンから、少しずつ竹に変えているようです。

人々は皆、明るくとてもフレンドリー、不思議な別世界です。招待された個々の家もシンプルできれいに片付いていました。写真を一杯撮らせてもらいましたが、地域を分からないようにして後日また。(下の写真は道端での写真) 
皆、可愛い子供達ばかり、中でも讃美歌を歌ってくれた双子姉妹が特に心に残っています。皆、家族から愛されており安心しました。親が出稼ぎい行っている子はおばあちゃんが面倒見ています。山岳地帯でないので人身売買はないとは思うのですが幸せになってほしいと心から思います。

手作りのお菓子を出してくれるので子供に残るよう頂くのは最小限に。コミュニティもしっかりしており、マイクロファイナンスもあり、センターで自立支援プログラムを経験した"女性"がご多分に漏れず活躍しています。

支援を受け大学まで出て先生になったり、コールセンターに勤めている30位の女性にも、お会いしましたが、センターでの子供達の自立支援プログラムが今の自分をつくっており、you are a part of my successと涙を流しながら話してくれ、もらい泣きしてしまいました。

鈴木理事長 フィリピン最貧地区の子供達 訪問 報告(1日目)

一面のさとうきび畑
フィリピンの4番目に大きい島ネグロス島にあるバクロドに到着。

1800年から砂糖生産が産業。少数の大地主所有の大農園てでさとうきび栽培の農業労働者の貧困で子供達が昔も今も被害を受けています。かつては餓死が問題でしたが今は栄養状態と教育が受けられなくなることが問題です。

低賃金、農閑期、限られた生計手段、技能不足を改善しようと、いろいろなプログラムが走っています。住民主体の組織づくり、リーダー育成などを通じ農業収入を補完する菜園や家畜など導入しようとしているようですが。子どものバランスよい成長のためのプログラムも走っていますが、それ以前のことが山のようにあるようです。

2017年2月8日水曜日

テレビ

川崎市麻生区の中澤さんから殆ど使っていない26インチテレビを寄贈いただきました。今年の卒業生で在庫がなくなってしまうので、大変ありがたいです。

若者のテレビ離れが言われていますが、児童養護施設ではテレビが各グループホームでの団欒の中心のようです。殆どテレビを希望します。高校生になるとアルバイトが許され、一定額以上の貯金ができるとスマホを購入してもよいようですが、高校生がスマホ中心の生活をしているなか、スマホを持っている子は限られているそうです。

そして、卒業してひとりになると、部屋に帰ったとき音と映像のテレビは寂しさを紛らわすのに必須らしいです。皆さんでいらなくなるとか使っていないテレビがあればホームページお問合わせ・電話・メール等でご連絡ください。同じ理由で留守録できるDVDも喜ばれます。