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2017年2月19日日曜日

鈴木理事長 フィリピン最貧地区の子供達 訪問 報告(4日目)

ChildFund Japanの9年ぶりのスポンサーツアー4日目も温かく明るいwelcome,Thank You, smileに圧倒されました。

支援側の挨拶で「お礼を言うのはこちらのほうです。」「皆さんにgiveしているというのでなく皆さんとshareしているだけです。」と。これは、参加者の自然で正直な気持ちです。

フィリピン中部パナイ島の大きな都市イロイロから1時間の農村部での最初は子供と合わせて支援しているsponsored parentsによる生協。ここもしっかりした組織で自立支援終了時にChildFundが建てた新しい建物にあります。今はこの地域で3地区目、こうやって地域ごとに地道に貧困層の家庭コミュニティの自立する地区を増やしています。マイクロレンディングもちゃんと機能しています。

センターに移動しいろいろな方達のスピーチに続き個々のsponsored childrenと対面。写真はスペイン風のエレガントなダンスを披露してくれた子供達。

村のディスクローズ資料が沢山吊るしてあるボードの前で村長が来たので、地区の貧困層が65%、未だに無償の小学校も36%の子供達が途中で通わなくなることに、大学進学率が10%強であることなど聞けました。

学校では母親達のvalue formationの場を見学、子供にとって家庭や地域が大事なので、昨日は、夫婦間、親子間の個々の問題を出してもらい、どう向かい合い解決していくか考え発表してもらっていました。

生徒達とちょっと遊んで、3グループに別れて例によって個々の家庭を訪問。農業をしている父親が建てた竹の家に住む子供、父親が逃げて祖父母と暮らす母子家庭。貧しいけど何か暖かく、どの犬猫も痩せていますが人を全く恐れず呑気。毎回、不思議な気持ちになります。